古物商

【初参加】古物市場とはどういう所なのか?気をつけたい点

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古物市場とは,古物市場 初参加

色々調べていくうちに古物市場という物の存在を知った

しかし世間一般ではあまり知れ渡った言葉ではありません。

古物市場とはどういう所なのか?あまり検討が付かないと思います。

10年以上通っている私が古物市場の雰囲気や

初参加の気をつけたい点などをお伝えさせて頂きます。

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この記事の執筆者

千葉県山武市の個人リサイクルショップKK.ネット代表 小林国雄

小林国雄

 

 

経験【2019年12月現在】

  • リサイクル売買・鑑定歴  10年
  • 古物市場出入り      10年
  • 不要品回収・遺品整理業   7年
  • 海外輸出協力        5年
  • 物で出来る寄付プロジェクト 2年

下記↓↓目次の好きなタイトルから読み進める事も可能です。

古物市場とは?

古物市場とは簡単に言ってしまうと

中古品をメインにプロ同士が物を売り買いする場所の事を言います。

新品や未使用品なども多く出てきます。

「プロ」と聞くとどこからをプロと言うのか分かりませんよね?

基本的に古物商の許可証を持っている事がプロという事になります。

しかしプロと言ってもこの古物商の許可を取るのには

特別な知識や資格などは一切存在せずに過去に犯罪などを犯していなければ

2万円しないぐらいの費用でほぼ誰でも取る事が出来る物になります。

 

言い換えればこれさえ取ってしまえば

ほぼ誰でも古物市場には出入り出来るという事になります。

商売を抜きにしても古物商の許可証は取って損はありませんので

是非、取得しておきましょう。

古物商の許可を取るとこんなにお得な事。6つのメリット

古物市場はある程度ジャンル分けされている

古物市場とは

中古品と言ってもジャンルが沢山ありますよね?

大きな物で言えば車を扱っているオークション会場だってありますし

貴金属や腕時計、ブランド専門の市場もありますし

骨董品のみ扱っている市場、絵画などの市場、新品だけの市場。

家電製品、家具などリサイクルショップ向けの市場など

きちんとジャンル分けされています。

私はこの仕事を始めて初めて行った市場が骨董品を扱う市場でした。

欲しいのは家電製品だったのに行ってみたらボロボロのぼろきれみたいのや

壺とかしかないから結局何も買わずに帰った過去があります(笑)

これは事前にある程度調べたり、確認のお電話をする事で防ぐ事が出来ます。

古物市場の雰囲気は?

現在の私は行く古物市場がある程度限られてきていますが

過去に参加した古物市場は10カ所ほどあります。

どの市場も同じ雰囲気か?と言われるとそれは全然違う雰囲気になります。

お寿司屋さんだって綺麗な所もあれば汚いお店もあります。

格安でファミリー向けの回転寿司もあれば超高級店だってある訳で

雰囲気は全然違いますよね。

 

古物市場も同じ物を扱っているのに市場ごとに雰囲気がまったく違う!

というのは良くあります。

多くは集まっている人に寄って雰囲気が変わります。

どんな人が来るの?

いろんな人が来ています。

まず大きく分けると買う人と売る人です。

 

そしてどんな人が来ているのか?と言うと大手リサイクルショップの社長から従業員、

個人リサイクルショップの経営者、ネット古物商、骨董商、

各国の海外のバイヤー達、フリーマーケット専門の販売人、

ホームレスの様な人(笑)片付け屋さん、便利屋、遺品整理業者

もちろんこれから行こうか悩んでいるあなたの様に

今日、初めて来ました!何て人もしょっちゅうです。

男性が多いですが女性も来ています。

20代~中年、高齢者、この関係者の子供が来ている事もあります。

 

そんな人達が多く集まって古物市場は成り立っています。

基本的にはほぼ毎週だったりがその市場で同じ時間を長く過ごす事で

多くの顔見知りが出来ます。

仲良くやっている所が多いですが殺伐とした雰囲気の市場も中には存在します。

こればっかりは行って自分で確認しないと分からないですね。

古物市場の開催日は?

多くは開催する日時が決まっています。

毎週○曜日や1が付く日(1日、11日、21日、31日)とか

毎月第二水曜日のみとか決まってます。

この開催日を自分が空きがある日から検討していけば

副業としても成り立ちやすいのが古物市場の仕入れです。

ネット古物商は特に副業に向いていますよね。

【気楽】誰にも会ないで自宅で出来る仕事、ネット古物商とは?

古物市場に良い商品はあるの?

これに関しては古物市場は儲かるのか?の記事でも書かせて頂きましたが

少なくなっては来ているが良い商品は出ます。

【2019年】最新情報!古物市場は儲からない?儲かる?

そして一般の人からしたら中古の家電製品などはリサイクルショップなどで

売られているよりも遙かに安く手に入るのは間違いありません。

例えばストーブが壊れちゃった!

電気屋で新品を買ったら15000円

リサイクルショップで5年落ちを買ったら7000円

それが古物市場であれば千円、2千円!

時には時期が真夏などであれば

100円で買えてしまう事があるのが古物市場です。

商売として出来るのか?と言われると厳しくはなってきてますが

どう考えても生活する上での物が安く手に入るのに損はないですよね?

初参加で古物市場に馴染むには?

古物市場の雰囲気は?の所で殺伐とした雰囲気の市場もあると先ほど書きましたが

それはなぜか?

新規の人を歓迎しない人がいる市場も沢山あります。

考えてみてください。

例えば古物市場で毎回10万円分商品を仕入れて販売して

それをお店(リサイクルショップ)で販売して30万円にしている人が居るとします。

初参加の新規の人が来る事で今までよりも仕入れ値が高くなってしまう事も

考えられますよね?

毎回10万円の仕入れが古物市場ではオークション形式で値段が上がるので

仕入れ値が15万円や20万円になってしまったりしたら当然利益率が落ちます。

それであれば新規の人を歓迎!!って感じには中々

ならないのが現実です。

これに付いては古物市場で新規開拓でまた記事を書いて見ようと思います。

 

初参加で古物市場に馴染むにはこの様な事に注意すると良いです。

  • 毎回顔を出す
  • 可能な限り手伝いをする
  • 挨拶はきちんとする
  • 市場のルールを守る

これを出来る限り徹底してください。

毎回顔を出す

古物市場は一日で膨大な量の商品が流れます。

時には自分が買った商品が買った後に他のオークションを見ていたら

いつの間にかなくなっていた!何て事もあります。

多くの人もいるので初めて来た人は商品がなくなったりすると

疑われてしまう事がないとも限りません。

毎回きちんと顔を出す事で皆に覚えて貰う!

信用が出来る奴と思ってもらう必要があります。

可能な限り手伝いをする

市場に寄っては荷物の運びを手伝わされる市場もあります。

大きな商品を何人かで運んだりする事で連帯感も生まれ

信用も得やすくなります。

重そうな荷物を運んでいる人がいたら

「手伝います」というだけで喜ばれます。

挨拶はきちんとする

これが出来ていない新人さんがとても多いです。

右も左も分からなくて緊張しているという事もあるかもしれませんが

出来る限り出会った人全てに挨拶をしましょう。

初めて来たのであれば

「本日初めて来ました!宜しくお願い致します!」

と挨拶してまわり

その後は朝会えば「おはよう御座います!」っと挨拶する事で

受け入れ方も全然変わってきます。

市場のルールを守る

市場ごとにルールがある事もあります。

売りをする人は他の人の荷物運びの手伝いをしないといけない所や

何時までに商品を搬入するとか、こういった商品は売りに

持ってきてはいけないとかあります。

その他、買い方で言うと何円ずつ競り上がらないといけないとかもあります。

1000円スタートで

Aさん

1500円!

Bさん

1650円!

 

Aさん

2000円!

Bさん

2001円!

途中までは良いですが最後の1円ずつ上がってはこの先キリがありませんよね?

2002円!

じゃー2003円だ!とかでは一日で市場が終わりません。

市場を潤滑に進めない行為は嫌われる傾向があります。

 

その他特に多いルールが1000円スタートの商品で

AさんBさんがこの商品を欲しがっているとします。

二人ともこの商品の上限予算は1万円を見ています。

それでは1000円でオークションがスタート!

Aさん

1500円!

Bさん

8000円!

っと同時に声を出しました。

 

この時点でAさんはまだ1万円までが予算なので競り上がる事が出来ますが

声を出す事は禁止になる事があります。なぜか?

この理由は

Bさんはもしかしたら2000円とかで買える可能性があるのに

大きく値段を飛んで高値を付けています。

つまりリスクを冒してまで値段を付けたAさんに敬意を表しましょう!

っという事になるのです。

業界ではこれを「綺麗だ!」(素晴らしい買い方だの意)

と良く言われます。

 

Aさんは出来る限り安く買いたかったのでしょうね。

安く買う事は決して悪い事ではありません。

安く買えれば当然、利益率も上がりますしね。

ただし1万円まで予算を見ていたのにBさんに上手くやられてしまい

この後8500円とか1万円という事は禁止となる事が

多くなるのです。

 

安く買うのが良いか?高く買う事に意味はあるのか?については

また別記事でまとめてみたいと思います。

 

 

このルール

相手に敬意を表してそれ以上値上がりしてはいけないルール

これを事前にきちんと教えてくれる古物市場もあれば教えずに

怒鳴り付けてくる様な人もいます。(最近では少ないですが)

このルールが大体の市場で適用されているので覚えておきましょう。

 

逆にこのルールを利用すれば例え新人であっても上手く商品を買う方法でもあります。

その他、市場ごとに独特のルールがある事もあります。

その点はその市場に到着して気をつけないといけないルールはありますか?と

聞いておくか

またはその日の市場の開始前に新人の一言挨拶が設けられる事もありますので

「本日、初めて来ました。初めての参加で分からない事だらけですが

出来る限り迷惑は掛けないようにしようと思っています。

何か気になる点がありましたら遠慮無くご指導頂けると嬉しいです。

宜しくお願い致します!!」

この様に事前に伝えておけば優しく接してきてくれると思います。

まとめ

まとめてみますと古物市場とは扱う品ごとにジャンル分けされていて

沢山の人が集まる場所です。

同じ商品を扱っていても市場ごとに雰囲気がガラッと変わります。

新規はどんどん歓迎って市場もあれば新規参入を嫌がる市場も

若い人が多い市場もありますしおじいちゃんだらけの市場だってあります。

その点は自分に合った市場を探していきましょう。

古物市場はひとつではありませんから。

しかしどんな市場であろうとそこの市場のルールに従うのは徹底する様にしてください。

出来る限りその市場に馴染めた方が色々楽になりますよ。

これからもこういった情報をUPしていきます。

最後までお読み頂きありがとう御座いました。

小林国雄

リサイクルショップKK.ネット 代表 小林国雄

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