これから出張買取を頼みたいと考えている方に向けた
記事となっております。
メリットとデメリットを書いてみたいと思うので
ご自分に合っているなと思えばそのまま依頼しても良いですし
合わないのであれば別の方法を利用するという事が出来ますので
是非、参考にして頂けたらと思います。
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この記事の信憑性を高める為に簡単に自己紹介させて頂きます。
千葉県にてリサイクルショップKK.ネットを運営して10年目の個人事業主です。
実際に常に現場に立ってリサイクルの現状に携わっています。
その為、ネットで掻き集めた知識ではなく最新の現場での知識、体験を
紹介していますのでそれなりに信用が置ける内容になっているかと思います。
リサイクルショップの出張買取
リサイクルショップでの買取は主に店頭での買取と近年増えてきている宅配での買取
そして今回紹介します出張での買取です。
今回はこの出張買取での
- メリット
- デメリット
- 注意点
などをまとめてみたいと思いますので
これから出張買取を依頼しようかと考えている方に取って
参考になるかと思いますので是非、読み進めてください。
出張買取のメリット
出張買取での最大のメリットは
買取業者がご自宅まで来て運び出してくれる点でしょう。
持ち運ぶ車は不要、人手も不要、
自分がリサイクルショップに持ち込む手間まで不要です。
大きな物でも慣れたスタッフが運び出してくれる。
慣れていない方が大きな家具や家電製品の運び出しをすると
床や壁に傷を付ける可能性が高くなります。
トラックには一度に大量に商品を積むことが出来ます。
車がない人であればレンタルする事も考えたりすれば
多少買取価格が落ちてもお得ですよね?
トラックを1日レンタルしたら最低でも1万円は掛かります。
出張買取のデメリット
デメリットはいくつかあります。
- 買取価格が店頭よりも安い
- 内容がある程度詳細が分からないと来てくれない
買取価格が店頭よりも安い
デメリットは買取価格が店頭での買取価格よりも安い事が上げられます。
店頭での買取価格よりもリサイクルショップ側で掛かる経費を
差し引かないとリサイクルショップは利益が少なくなってしまいます。
良く出張経費が掛かるなら他の出張経費が無料って会社があったので
そちらに頼みます!と言われる事がありますが
実際はどこのリサイクルショップも買取価格から差し引いているだけです。
★ 例 とある液晶テレビの買取価格
店頭で買取価格 10000円
出張での買取価格 5000円(出張費は無料だが買取価格から引いている)
買取価格を最も付けて欲しいという方は
店頭に持ち込む買取を利用した方が良いでしょう。
持ち込みしてくれる方は手間を惜しまず苦労して来てくれていますので
お店側も買取価格は最大限付けてくれます。
店頭での持ち込み買取もメリット・デメリットが存在しますので
宜しければこちらの記事もご覧ください。
とにかく出張買取にはお客様には見えない経費が差し引かれます。
人件費、車の燃費代、運びだしの搬出の手間などがメインです。
内容がある程度詳細が分からないと来てくれない
出張買取では基本、お電話やメールなどで売りたい物の詳細を
伝えないといけません。
「とりあえず色々あるから来て!」
は通用しません。
食器棚があるから買取に来て!
と言われてもそれが購入して2~3年の当時20万円で買った物なのか
30年前の食器棚なのかホームセンターの組立式の小さい5000円で
売られていた物なのかリサイクルショップ側は判断が出来ません。
出張の査定でお伺いするだけでお客様からお金が貰えれば良いですが
多くのリサイクルショップは出張経費は請求しません。
その為ある程度、
詳細をお聞きしないと出張買取に行く事、自体が出来ないのです。
お手間ですが家電製品であれば
製造年数、通常動作は問題ないか?大きな傷などはないか?
メーカー、サイズなどは事前に調べておく必要があります。
後は希望日時とご住所が必要です。
お電話等で伝えるのが苦手という方はLINEでの査定とやり取りも可能です。
千葉県内、東京都23区一部、茨城県南部であれば
リサイクルショップKK.ネットが買取・不用品回収と対応しています。
家具であれば写真を撮って頂くだけで大よその買取価格などを提示可能です。
出張買取の注意点まとめ
まとめてみますと出張買取は慣れた業者が自宅まで来てくれ運びだししてくれ
買取してくれる便利なサービス。
しかし持ち込みでの買取よりも買取価格は落ちる。
買取価格に拘るのであれば極力、リサイクルショップへ持ち込みしましょう。
リサイクルショップも商売ですので利益が取れるのか分からないので
あれば出張買取には来て貰えません。
事前に売りたい物の詳細を伝えられる様にしておきましょう。
ご自宅で簡単に大よその査定を希望される方は
LIEN査定を利用しましょう。
最後に注意点として出張買取は意外に来て貰えないという事も多いものです。
例えば新品のカラーボックスが5個あるから買取に来て欲しいと言われても
店頭で販売する価格が1個1000円としましょう。
販売価格にして1000円×5で5000円です。
店頭に持ち込んでくれたら買取価格は200円~300円ぐらいだと思います。
間を取って250円としましょう。
販売価格5000円-(買取価格250円×5=1250円)=利益3750円
利益は3750円です。
これをもし出張買取するとなると仮にリサイクルショップから20分くらいの場所に
買取に伺うとして往復で40分。積み込みや買取のやり取りで20分。
従業員のアルバイト代が仮に1000円としても車の燃料やらで500円。
従業員の給料や燃費代を稼ぐだけで会社は成り立ちませんので
最低でも倍は稼がないといけません。
つまり出張買取に伺うだけでも最低でもリサイクルショップ側は3000円以上の経費が
発生するのです。
店頭に並べればPOPなど値札を作ったり場所も取ります。
場所を取る=家賃が発生するのでさらに経費も掛かります。
店頭では買取出来る物もこの様に
これだけでは出張買取にはお伺い出来ないと言ったケースも出てきてしまう事を
ご理解ください。
最悪、断られてしまう事も含め不要な物がある際やお引越しなどの際は
お早目に行動される事をおすすめします。
お早目に行動される事により不用品の処分業者に頼んだり自分で捨てたり
自分でリサイクルショップに持ち込む事など選択肢の幅が広がります。
出張買取をこれから依頼しようかと思っている方に向けて
メリット・デメリットをまとめてみました。
少しでもお役に立って頂けたら嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとう御座いました。